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個別記事の管理2014-07-06 (Sun)
この土日2日間は在宅でほぼ家にこもってました。
出かけたのは空手くらいかな。

ここしばらく、これからのりなんなんの活動はどうなっていくのかな
なんて考える機会が多い今日この頃です。

井内里菜としてもステージに立つようになって行く今後、
りなんなんの意識もどう変わっていくのだろうとか考えたり。

まだしばらくは「両刀」での活動になるだろうけれど、
本当に人生をかけて歌っていきたいと考えているならば、
いつかどこかのタイミングで、りなんなんから完全に井内里菜へと
変わっていかなければならない瞬間ってあると思うんですよね。

そんなことを考えていた時、自分の頭の中に1つのシナリオが
ふと浮かんできました。

りなんなんストーリーの1つの終着点。
りなんなんの中に広がる世界観で自分が考えた、「If」もしものシナリオ。

(一応)ゲームシナリオなんかも考えてた自分が、駄文を書いてみてます。

もちろんこれは、りなんなん非公認です。




恥ずかしがり屋で、気が小さくて、何をするにも積極的になれなかった。
学校でも目立たない存在。

そんな自分でも、大好きだったのがキラキラと輝いて歌って踊る
アイドルたちの姿。
自分もあんな風になりたい…でも自分なんかには到底無理…。

そんな自分が学園祭のステージで歌うことを強要された。
自分なんかに歌えるわけない…。
ステージなんかに立てない…。

その時、突然私の前に現れた、小さなかわいらしい人形のような妖精。

snap1188.jpg

「きゅるりんアイドルのりなんなんだよ、きゅるりーん」

きゅるどーる村からやってきたというその妖精。
その子がステッキを掲げると、まばゆい光に私の体は包まれ、
光が消えるとかわいらしい衣装へと変わっていた。

それからこの「りなんなん」との不思議な同居生活が始まった。
りなんなんと合体すると、私自身が変わることができる。
あんなに臆病だった私が、たくさんの人の前で歌ったり、踊ったりできる。
楽しい日々が続いていた。


彼女、井内里菜とりなんなんは、今部屋で向かい合っていた。
しばらくの間、流れていた沈黙。
その沈黙を破り、里菜はつぶやいた。

「どうして…もう会えなくなっちゃうの…」

ほんの一時前、りなんなんから話された内容を、里菜は受け入れられずにいた。
『きゅるどーる村に帰る時が迫っている』

きゅるどーる村では生まれ持ってのトップアイドルだったりなんなん
誰からも愛され、かわいがられていた。
りなんなんは絵に描いたようなアイドルとしての成功を収めていた。

そんなりなんなんに祖母は試練を与え、異世界である地球へと送り込んだ。
内気で臆病でありながら、アイドルにあこがれる井内里菜の下へ…。

「里菜ちゃんはおばあ様に選ばれた女の子なんだよ。
この子ほど強くアイドルになりたいと思っている子はいなかったって
おばあ様は言ってたよ」


うつむいて聞く里菜に、りなんなんは続けて話す。

「りなんなんはきゅるどーる村では甘えすぎてたのかもしれない…
里菜ちゃんのようにゼロから頑張って、何かを達成するなんてことは
経験がなかったもん。
おばあ様は里菜ちゃんが頑張る姿をりなんなんに見せて、
もっとたくさんのことを学んでほしかったのかもしれない。」


地球でのアイドル活動は苦難の道でもあった。
あれだけ自分を好きになってくれたファンたちが地球にはまだいない。
ゼロからのスタート。
りなんなんにとって、そんな経験は初めてだった。

それでも前を向いて共に頑張る里菜の姿に、りなんなんは心を打たれていった。
少しずつ…少しずつでも地球でもファンを獲得していった、
井内里菜が変身をした、きゅるりんアイドルりなんなん。

いつしか、里菜自身もアイドルへのあこがれから、もっともっと歌いたい、
人生をかけて歌っていきたいと思うようになっていた。

お互いがお互いを刺激しあい、成長をしていった日々だった。

しかしそれは、いつかは来る別れへの道のりでもあった。
りなんなん、そして井内里菜の成長が祖母に認められれば、
りなんなんはきゅるどーる村へと呼び戻される。

「りなんなんは里菜ちゃんのおかげで大切なことをたくさんお勉強できたよ」

「でも…私はりなんなんがいないと、ステージに立つことなんてできないよ」

里菜の瞳から一筋の涙が流れ、頬を伝った。

「里菜ちゃんはもう昔の里菜ちゃんじゃないよ。
すごく強くなってる。
りなんなんがいなくなっても、しっかりとやっていけるよ」


「でも…一人は怖い…」

りなんなんはきゅるステッキを取り出すと、里菜へ向けて振った。
その瞬間、里菜の身体はまばゆく光り、その光は徐々に収束して光の玉となる。

「わっ!!」

「これは里菜ちゃんがこれまで応援してきてくれた人たちからもらった
きゅるエナジーだよ」


続いて今度はりなんなん自身が同じく光に包まれ、光の玉を作り出した。

「こっちはりなんなんがもらってきたきゅるエナジー」

再びりなんなんがステッキを振ると、2つの光の玉は2人の頭上で融合し、
1つの大きな玉となった。
輝きも倍以上に増している。

「この混じり合った2人で集めたきゅるエナジーを半分ずつ…
りなんなんと里菜ちゃんで持ち続ければ、心はつながったまま
一緒にいられるよ」


「りなんなん…!」

里菜はうつむいたまま肩を震わせている。
里菜の脳裏にはりなんなんと過ごした楽しかった日々が
よみがえっては消えていた。

「りなんなん、そろそろ行かなくちゃ」

「りなんなん!!」

里菜は顔を上げ、その澄んだ瞳でまっすぐにりなんなんを見つめた。
瞳からはとめどなく涙があふれている。

「今まで…ありがとう…!
こんな私と一緒にいてくれて…ありがとう…!」


里菜はりなんなんを胸元に引き寄せ抱きしめた。
りなんなんはそのままそっとステッキを振る。

頭上のきゅるエナジーの光がゆっくりと二人に重なり、包み込んだ。

光の中で2人は見つめ合っていた。

(サンきゅるりん…)

里菜が最後に見た、光の中に消えていくりなんなんの口元は、
そう動いたように思えた。

光はどんどん明るくなり、やがて里菜の目の前は真っ白になり、
何も見えなくなっていった。


どれだけ時間が過ぎただろうか…。
里菜は気付くとベッドにうつ伏せで倒れていた。

うっすらと目を明けた先には、いつもの自分の部屋の光景が
ぼんやりと広がっている。

夕方になった薄暗い静かな部屋。
窓からは夕日がさしていた。

起き上がった里菜は、ベッドに横たわる小さなかわいらしい人形を見つけた。

「りなんなん…ちゃん…」

その人形はもう動くことも話すこともなかった。
里菜は人形をそっと枕元に座らせるように置いた。

鏡で自分の姿を確認した。
そこにいるのはいつもの変わりない井内里菜。

しかし、心に宿るものは違っていた。
自分の胸に手を当てる里菜。

(りなんなんはいつも里菜ちゃんと一緒にいるよ。
りなんなんはきゅるどーる村で、里菜ちゃんは地球で、
本当のトップアイドルに…歌姫になれるようにがんばっていこうね)


心の奥からりなんなんの声が聞こえたような気がした。

「りなんなん…私…やってみせる…!」


その日…井内里菜はスポットライトの光に当たり、ステージに立っていた。

その表情はかつてりなんなんに変身をしていたときの
自信に満ちた表情と変わりはなかった。

「新人アイドルの井内里菜です!
将来はたくさんの人を感動させられる歌手を目指してます!
みなさん……!」


初めて見る今時珍しい正統派新人アイドルに、会場もざわついていた。

「私のことは、『りなんなん』って呼んでくださいね!!」


* * * * * * * * * * * * * * * * * * *

これはもちろん、公式でもなんでもない、自分の妄想ストーリーです。
実際にりなんなんもこう考えているかなんて分かりません。

でも、アイドルから歌手になっていくってこういうことなんじゃないかと
自分は思い始めています。

でも、「その時」が来た時に、りなんなんがきゅるりんアイドルを
捨ててしまうことは自分は本当は望んでいない。

捨てるのではなく、きゅるりんアイドルというその存在を自分の中で消化し、
新しい井内里菜、あるいはりなんなんになってほしい。
そんな風に思ってます。

りなんなんの大好きなドラゴンボールで例えるなら、
ピッコロと神様が融合し、最強のナメック星人になったような。

これまで培ってきたきゅるりんアイドルが、井内里菜がさらに進化できるような
きっかけの存在として、彼女の心の中に生き続けてくれるといいな…

そう思ったから、シナリオではお互いのきゅるエナジーを融合させて
分かち合うという表現をしました。

今週、きゅるりんアイドルではない、井内里菜として初めてのステージです。
新たな活動の始まり、どうなっていくのかしっかりと見守りたいです。
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